びいだま
なんであれ・・・・
ユウと一緒にいれるのは単純に嬉しい。
「果歩、お祭りとか・・・好きでしょ」
「え?なんで??」
「だって、すんげーにまにましてるから」
隣でユウが少しだけ笑って私の頬をつついた。
わぁ・・・・。
こんなの初めてだし。
染まった頬を隠すようにうつむいてから、そっと目を上げると、ユウの横顔が見えた。
もしかして・・・ユウもお祭り好きなのかな。
いつもよりちょっと嬉しそう、だし。
「・・・・んふふふ~~」
先を歩いてたコマキが振り返って・・・・あやしすぎる・・・その笑い。
「着いたよ!・・・・じゃ、先にお願い!」
へ??