びいだま

軽く息を吐き出してから、



開いたドアから中に入ると・・・・



天井の隙間からお日様の白い光が幾筋か射し込み、幻想的な雰囲気をかもし出している。



なんにも言葉にならない。



ほー、とため息をついてふりかえろうとした、その時。



私の目にあるものが止まった。



それは、



白い壁にはられた小さな写真。



青い青い、どこまでも澄んでいく。



空だけ。



さっきの・・・・写真と同じ。



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