はかなき恋のうた~NAGASAKI・軍艦島
「じゃあ、マア兄でいいね」
「マアニイ?」
「真樹だからマア、オヤジだけどらしくないから兄でマア兄…ダメえ?」
彼女のそのあけすけな態度と言葉に俺がためらっていると、彼女はまた少しだけ上目遣いに甘えるような目でそう言った。
「ああ…いいよ、君が好きなように呼んで」
「じゃ決まり!アタシは真琴って呼んでよねっ!「君」って言われんの大嫌いだからっ!!ねっ!」
「ん……真琴…??」と小さな声で応えた。この歳になってこんなに可愛い天使のような目で見つめられて言われると、さすがに恥ずかしかった。
すると彼女は「何でえ!?そんな小さな声で…マ!コ!ト!!」
とさらに俺の顔に彼女の顔を近付けて言った。
「マアニイ?」
「真樹だからマア、オヤジだけどらしくないから兄でマア兄…ダメえ?」
彼女のそのあけすけな態度と言葉に俺がためらっていると、彼女はまた少しだけ上目遣いに甘えるような目でそう言った。
「ああ…いいよ、君が好きなように呼んで」
「じゃ決まり!アタシは真琴って呼んでよねっ!「君」って言われんの大嫌いだからっ!!ねっ!」
「ん……真琴…??」と小さな声で応えた。この歳になってこんなに可愛い天使のような目で見つめられて言われると、さすがに恥ずかしかった。
すると彼女は「何でえ!?そんな小さな声で…マ!コ!ト!!」
とさらに俺の顔に彼女の顔を近付けて言った。