携帯レンアイ
掲示板
「恋!ほら先輩来たよ」
「えぇ?どこどこ」
そう言って屋上のフェンスにしがみ付く私
皐月 恋{サツキ レン}高校2年生
私は高校3年の春樹先輩に恋してます。
いつもお昼に屋上まで行って校庭でお昼を食べている春樹先輩を心友の紗雪と見ているの
ぼーっとフェンスから先輩を見ていると私に気づいた先輩が笑いながら手を振ってくれた。
「あっ!恋よかったね 今日も先輩 恋に手振ってくれてるじゃん」
私は手を振り替えしながら紗雪に言った。
「手振ってくれるのは嬉しいけど先輩には美人の彼女いるじゃん?」
そう先輩には彼女がいる。
生徒会副会長で毎回テストはクラスでトップ
おまけに学校1の美人で優しく皆の憧れの的だった。
そんな人に普通の女子高生の私が勝てるハズもなく...
「そう言えば...そうだったね」
携帯を忙しなくいじりながら答える紗雪
「ねぇねぇ?さっきから何してるの??メール?」
そう言いながら私は紗雪のケータイを覗きこんだ
「ううん。あのね面白い掲示板があって今そこでできた友達と喋ってるの」