キケンな放課後
「未海ちゃん、
 もう1回訊くよ…?」

「う、うん…」



あたしは大きく深呼吸をした。



「俺は未海ちゃんが好きだ…
 付き合ってくれる?」

「うん…!」



あたしは今回迷うことなく、
うなずいた。


あたしも海斗が好き…


海斗と付き合えるなんて、
すっごくうれしいもんッ!



「ほ、ホントに?」

「ホントだよ…?」



海斗は顔が真っ赤だった。


…もちろんあたしの顔も、
真っ赤だと思う…



「未海ちゃん…」



海斗はあたしを強く抱きしめた。


心臓がすごい
スピードで動いてる。


ドキドキが、
海斗に伝わっちゃいそう…





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