キケンな放課後

「もしかして…あたし、邪魔？」

「すっごい邪魔！」

「か、海斗！
　じゃ、邪魔じゃないでしょー！？」



海斗、そんなに
ハッキリ言わなくても…


…確かに今は
いいところだったけどさ？



「未海、とりあえず着替えなよ！
　みんな捜してるよ？」

「あ、うん…」

「せっかくカワイイのにーっ」

「杉田君！着替え終わったら
　未海と楽しんでもいいからっ！」

「た、楽しむって何ッ！？」




あたしは、沙希の言葉に
びっくりした。


か、勝手に
いろいろ言わないでよーッ！




「うん。楽しむことにする！
　じゃあ早く戻って来てねー？
　玄関にいるから！」

「え！？は、はーい…」



だから、海斗も何
うなずいちゃってるの！？



「未海、ほら！
　着替えに行くよー！」

「う、うん…！」




あたしは沙希と一緒に
着替えに向かった。