キケンな放課後

「う、上目使いでそういうこと言うのやめてっ？
　俺、弱いんだよね…前にも言わなかったっけ？」

「あ、うん…ごめんっ。」




…そ、そういう
ことだったんだッ


ま、まさか自分がそんな…
上目使いとかしちゃってたなんて…


自覚なさすぎるな、あたし…



「うん！じゃあ、
　とりあえずあそびますか！」

「…え？」



あ、あそぶッ！？


あたしは海斗の
言葉を理解できなかった。




「もちろん、遊具でね？」

「あ、あそぶのー！？」

「ここは公園だよ？」

「そ、そうだけど…」




あ、あそぶなんて
考えもしなかったよ！


あたしはびっくりしたけど、
ちょっぴりワクワクした。



「じゃ、あそぶか！」

「うん！」