キケンな放課後
「未海ちゃん、なんか
 やったりしてないよね?」

「うんっ。何もしてないよ?」

「そりゃ、未海ちゃんから
 何かすることはないよね…」





海斗は少し
深刻な表情をした。


…こんな時なのに、真剣な
海斗の横顔にドキドキしてしまった。



「よし!とりあえずは
 俺がちゃんと見張っておく!」

「み、見張るの?」

「だって心配だし!
 それと、俺から離れるなよ?」

「う、うん…」





真剣な表情でそう言われた
あたしは、うれしくて…


それと同時にすごくドキドキした。





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