キケンな放課後
「ふーん。
 ホントに付き合ってるんだ。」

「悪いの?」



いつもならここで
引き下がってしまうあたしだけど、
なぜか今は強くなれた。



「それならさ、別れてくれない?」



真希の突然の発言に、
あたしはびっくりするどころか
完璧にキレた。


…なんであたしが真希なんかに
別れさせられなきゃいけないの?



「別れないよ。」

「は?あたしが
 言ってるんだけど?」

「何様のつもり?」

「とにかくあたしが
 言ってるんだよ!」

「だから、あんたに言われる
 筋合いなんてないの!」




あたしは真希に
負けずに言い返した。


誰に何と言われようが、
あたしは海斗は別れない!





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