キケンな放課後
「…あの、ね…
 今野君に…そのー…」

「今野のこと?」

「う、うん…」




今野君の名前を出した瞬間、
海斗の顔色が変わった。




「…それで?」

「す、好きかもしれないって…」

「え!?」




あたしがそう言った瞬間、
いつもの海斗に戻った。





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