キケンな放課後
「あと…さっきは
 いきなりキスしてごめん。」

「あ、うん…」

「じゃ、次は改めて…」





海斗はそう言うと、
触れるだけのキスをした。


離れてはまた
重なり…


それを何度も繰り返した。


あたしは静かに
目を閉じる。




「…未海ちゃん、
 浮気しないでよ?」

「し、しないよッ?」

「今野としゃべらない?」

「さ、作業があるときは…」

「だーめ!」




海斗はそう言うと、
またキスしてきた。





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