キケンな放課後



少し激しめのキス…


海斗はキスしながら、
しっかりとあたしを抱きしめた。




「…海斗?」

「作業のときの最低限の
 会話以外は許さないから!」

「あ、うん…」

「絶対だからね!」

「…はーい。」




あたしがうなずくと、
海斗がまたぎゅっとあたしを抱きしめた。




「…俺、やきもち
 焼いちゃうからほんとにやめてよ?」

「う、うん…」




耳元でそっと囁かれた
あたしは小さくうなずいた。



…ちょっとした束縛。


あたしはなんだか
それがうれしくも思えた…。




< 258 / 288 >

この作品をシェア

pagetop