キケンな放課後
「…くしゅんッ!!」
「未海ちゃん、大丈夫?」
あたしは小さなくしゃみをした。
…寒さのせいかな?
「寒いの?」
「…うん。」
「じゃ、これでどう?」
「きゃッ!海斗!」
海斗はいきなりあたしの
肩を抱いてくっついてきた。
…ち、近いよッ!
「くっつき過ぎじゃない…ッ!?」
「この方があったかいでしょ?」
「そうだけどー…」
…は、恥ずかしいじゃんっ!!
海斗はそんなあたしに気づいているのにも
関わらず、海斗はもっとくっついてきた。