キケンな放課後
「今日の練習はここまでです!
明日の本番もがんばってください!」
「「はーい…」」
杉田君の気合いの入った
言葉で練習は終わった。
その頃にはみんなはもう
クタクタで、すぐに帰ってしまった。
…一応練習しよっと。
あたしはピアノの練習を
するために音楽室に向かった。
「笹山!」
「え?」
廊下を歩いていると、
誰かに呼び止められた。
…誰だろう?
あたしはゆっくりと振り返る。
「今野君!」
「ごめん!最後くらい一緒に
練習しようと思ってたんだけど最近、
母さんの調子が悪くて…。」
「…お母さん具合悪いの!?
それで、最近急いで帰ってたんだ…。」
「うん…ごめんな。」
「全然いいよ!おだいじにね?」
…今野君のお母さん、
大丈夫なのかな…?
っていうか、看病してあげてる
今野君も優しいな…
「じゃあ、またな!
練習がんばれよー!」
「うん!ありがとうっ!」
今野君は急いで帰って行った。
あたしは廊下を歩きながら、
思わず笑みがこぼれる。
明日の本番もがんばってください!」
「「はーい…」」
杉田君の気合いの入った
言葉で練習は終わった。
その頃にはみんなはもう
クタクタで、すぐに帰ってしまった。
…一応練習しよっと。
あたしはピアノの練習を
するために音楽室に向かった。
「笹山!」
「え?」
廊下を歩いていると、
誰かに呼び止められた。
…誰だろう?
あたしはゆっくりと振り返る。
「今野君!」
「ごめん!最後くらい一緒に
練習しようと思ってたんだけど最近、
母さんの調子が悪くて…。」
「…お母さん具合悪いの!?
それで、最近急いで帰ってたんだ…。」
「うん…ごめんな。」
「全然いいよ!おだいじにね?」
…今野君のお母さん、
大丈夫なのかな…?
っていうか、看病してあげてる
今野君も優しいな…
「じゃあ、またな!
練習がんばれよー!」
「うん!ありがとうっ!」
今野君は急いで帰って行った。
あたしは廊下を歩きながら、
思わず笑みがこぼれる。