キケンな放課後
今野君にがんばれ
って言われちゃったー!
今野君ってホント優しいなー。
お母さんの看病してる姿もきっと
カッコイイんだよねー!
…とか、あたしは変な
妄想をしてうかれていた。
「未海ちゃーん!」
「…ん?」
音楽室のドアを開けようとした
瞬間、後ろから声をかけられた。
…あたしのこと、
名前で呼ぶ男子なんていたっけ?
「未海ちゃん!
音楽室にいたんだ!」
「あ、杉田君かぁー!」
後ろを振り返ると、
そこには杉田君の姿があった。
「気付かなかったの?
ひどいなー。」
「だって、あたしのこと
名前で呼ぶ男子なんていないでしょ?」
「うん。だから
俺が呼ぼうと思って。」
「そ、そうなの!?
名前で呼んでくれてもいいけどね。」
「じゃあ、未海ちゃん
って呼ぶからね?」
…なんか、男子に名前で
呼ばれるのって新鮮かもっ。
あたしは恥ずかしいと思いつつも、
ちょっとうれしくなっていた。
って言われちゃったー!
今野君ってホント優しいなー。
お母さんの看病してる姿もきっと
カッコイイんだよねー!
…とか、あたしは変な
妄想をしてうかれていた。
「未海ちゃーん!」
「…ん?」
音楽室のドアを開けようとした
瞬間、後ろから声をかけられた。
…あたしのこと、
名前で呼ぶ男子なんていたっけ?
「未海ちゃん!
音楽室にいたんだ!」
「あ、杉田君かぁー!」
後ろを振り返ると、
そこには杉田君の姿があった。
「気付かなかったの?
ひどいなー。」
「だって、あたしのこと
名前で呼ぶ男子なんていないでしょ?」
「うん。だから
俺が呼ぼうと思って。」
「そ、そうなの!?
名前で呼んでくれてもいいけどね。」
「じゃあ、未海ちゃん
って呼ぶからね?」
…なんか、男子に名前で
呼ばれるのって新鮮かもっ。
あたしは恥ずかしいと思いつつも、
ちょっとうれしくなっていた。