キケンな放課後
「あッ!か、海斗ッ!」

「今のはお仕置きね?」

「ま、またお仕置きッ!?」



あたしは海斗に
触れるだけのキスをされた。


…ここ、外なのにッ!


い、一瞬で
離れたからいいけどっ!



「もう何もしないから座りなよっ?」

「うん…!」


あたしは海斗の隣に座った。



「海斗って普段
 そういう服着てるんだ…!」



あたしは心で思ったことを
口に出してしまった。


「あぁ、うん!でも、ちょっとは
 気合い入れてきたんだからね?」

「そうなんだー!」



あたしは、海斗のちょっと
ラフ目なスタイルにドキドキした。


なんか、最近海斗には
ドキドキさせられっぱなしかも…





「…未海ちゃん…!」

「か、海斗ッ!?」




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