キケンな放課後



…また沈黙。


沙希の言葉を理解するのに、
数分かかった。




「…え、えぇぇぇぇ!?」




あたしは
思わず大声を出した。


教室にいる数人の人が、
あたしと沙希を変な目で見てる。



「そんなに意外だった!?
 お祭りの時2人だったでしょ、
 あたしと今野君…それでさ…」

「あ、ごめん…」




…でもでもでも!


沙希が今野君をっ!?



あたしはの目はもう、
完璧に飛び出ていた。





< 84 / 288 >

この作品をシェア

pagetop