キケンな放課後

学校祭に向けて

「さっさと席つけよー。」



そう言いながら
若林先生が教室に入ってきた。



「じゃあ、早速だけど学級委員!
 学校祭の話し合い頼むぞー。」



先生にそう言われた
あたしと今野君は前に出た。



「では…学校祭の話し合いを
 始めたいと思います。」



今野君がそう言っても、
みんなは全然興味がなさそうだった。



…今日はクラスで何やるのか
決めるのに、ちゃんと意見とか出るかな…?



あたしはまた突っ立ってるだけ
っていういつものパターンながら心配だった。




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