キケンな放課後
「クラスで劇を
 やるのがいいと思いますっ!」




海斗は
明るい声でそう言った。


…げ、劇!?


なんか意外かも…

確かにおもしろそうだけどね?




「他に意見ありませんか?」




…シーン



海斗以外には
意見ある人いないのかな?


教室はシーンとしていた。



「笹山、もう劇にするか?」

「そうだね…意見出ないし。」

「じゃあ、劇で決定ってことで!」



あたしたちが小さな声で
素早く話し合った結果、劇に決めることにした。




「意見が出ないので、
 クラスでは劇をやることにしました。」





こうして、クラスでは
劇をやることになった。


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