この空の下









「………」















…愁??









愁は突然読むのをやめた。












そして急に原稿を
ビリビリに破って
しまったのだ。














途端にざわつく会場。














「僕…
いや…オレは3年になり、

ある人に出会いました。


最初は、ただの
クラスメートでした。


でも、その人の存在は
オレの中でどんどん
大きくなっていった…」









愁はおもむろに
話し始める。










もしかして
あたしの話…?






< 177 / 244 >

この作品をシェア

pagetop