この空の下
調子狂うな…。
「おす」
「おはよう…ってええ!?
あの崎美君が
自分からあいさつ
してくるなんて!!」
「うっせー//」
やっぱしなきゃ
良かった…
なんてぶつぶつ
言いながら
赤くなってる崎美君。
そうそう!
崎美君はこうでなくちゃ!
「あ」
「愁どしたー?」
「いや…。
実は野球部の
マネージャーが
今朝、朝練来る途中で
事故ったらしくて…。
しばらく入院
らしいんだよな。
明日から甲子園の
予選始まるのに
マネージャー不在は
きついって話に
なってて…」
崎美君が話し終わった時、
渉太の目が
光った気がした。