この空の下





「でな、そのピッチャーの
背番号は7番だったから
オレもいつか
7番の背番号を
もらいてえんだよ」

「そうなんだ~。

崎美君が投げるの
上手なのも、その人に
憧れたからなの?」

「まあ、その選手の
影響でピッチャー
目指したのは
本当だけどな。


でもその人は
バッティングも
うまかったんだぜ!



…って、こんな話
つまんねえか」

「そんなことないない!
崎美君の話聞いてると
本当に野球が
好きなんだなって
わかるし、

あたしも野球のこと
もっと知りたいもん!」

「…あんたまじで
男の扱い上手いよな…」

「え?なに??」

「や、別に…//」










でも崎美君って
本当野球の話の時は
生き生きしてるもんな。










< 67 / 244 >

この作品をシェア

pagetop