この空の下







最初は抵抗したけど



男の子の力には
びくともしない。












もう半ば諦めかけた
時だった。



















ガタンッ

























そこには目を見開く
崎美君と、





その崎美君の
手から落ちた
アイスがあった。
















「崎美く…」

「何これ」
















今まで聞いたことのない
崎美君の低く冷たい声に
体が震える。








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