束縛×不良彼氏☆
「ちょ…どこ行くの??」


「姫香の事送んの」


ドキッ


まただ…


さりげなく繋がれた手がだんだん熱くなってきた


やっぱり私……


「姫香?お前ん家ってどこ?」


「あ…えっと…駅の方」


「分かった」


それだけ聞くと諒は黙ってしまった


でも私気づいたんだ


私の小さい歩幅に合わせて歩いてくれてるの


ヤバい…


なんかドキドキが止まんない…


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