アイドル様の秘密


するとあたしの邪魔をした女は
フフっと笑って


「そんな恐い顔しなくていいのよ、
安心して、私怪しいものじゃないの。」



そう言いながらあたしに渡してきたのは
女の名刺と思われるものだった。



はあ・・・と呆気にとられたあたしは
軽い返事を済ませ名刺を受け取った。




「知ってるかしら?私プラチナスター
プロダクションってとこの
マネージャーやってるんだけど。」



「すみません。ぜんっぜん知りません。」



「即答・・・・・
まあいいわ。
プラチナスタープロダクション
略してプラチナプロは
下から上までの有名なアイドル
達がいるところなの。
アナタなら、いける。
この世界の頂点にっっ」




この人、1人で燃えてるよ・・・。



で・も♪

この男勝りで女っ気のない
このあたしがアイドルだって!!


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