青空傘下
ただ真っ直ぐに晴れた空は、
どこまでも
どこまでも
ただ透き通っていて。
いつも見上げればある空は、
そっと
そっと
心を映してるみたい。
綺麗と思ったら
心が綺麗とは限らないけど、
悲しいと思ったら
その人が悲しいとは限らないけど、
空は気まぐれ。
いきなりの雨に
色とりどりの傘。
赤いカサ、青いカサ、黄色いカサが回る。
晴れたまま降る雨なんて、なんだか余計に寂しくて。
まるで、誰かの想いが伝わったみたい。