ダイスキ、



「必要かと思ってさ。」

なんて
苦笑いして先輩は
ずっと奥深く彫った。


…なにやってたんだろ。



「…先輩 ありがとー」


「……あ。いや」



先輩は照れて下を向く。


面白い。

< 135 / 306 >

この作品をシェア

pagetop