腐れ縁なんてクソ食らえ!!
「あっぶないな〜。拳で語り合ってから友達になりたいなら前もって言ってくれよ」
「んなわけねぇだろ。どこの青春漫画だ。俺はただ気に食わない相手が目の前にいたから排除しようとしただけだ」
「それって誰のこと?」
「だからてめぇだよ!」
どこまでもとぼける奴に俺は声を荒げて言ってやった。中学の頃はこういう奴はまわりにいなかったが、これが世に言う天然って奴だろ。
まったく迷惑極まりない。
だが、俺のその判断は間違いだった。
最初こそ天然だと思っていた奴は、実はまったく似て非なるものというか、あいつがそう装っていただけにすぎなかったのだから。
それを俺は後に身をもって知ることになる。
とにかく、今はまだそいつを天然だと思っている俺は、痺れる手を下ろしながらそいつを睨みつけた。
「大体何だよ。さっきの名無しのごんべってぇのは」
「だって俺、君の名前知んないし」
「・・・・・・・・・」
「んなわけねぇだろ。どこの青春漫画だ。俺はただ気に食わない相手が目の前にいたから排除しようとしただけだ」
「それって誰のこと?」
「だからてめぇだよ!」
どこまでもとぼける奴に俺は声を荒げて言ってやった。中学の頃はこういう奴はまわりにいなかったが、これが世に言う天然って奴だろ。
まったく迷惑極まりない。
だが、俺のその判断は間違いだった。
最初こそ天然だと思っていた奴は、実はまったく似て非なるものというか、あいつがそう装っていただけにすぎなかったのだから。
それを俺は後に身をもって知ることになる。
とにかく、今はまだそいつを天然だと思っている俺は、痺れる手を下ろしながらそいつを睨みつけた。
「大体何だよ。さっきの名無しのごんべってぇのは」
「だって俺、君の名前知んないし」
「・・・・・・・・・」