好きっていって・・・?
「あ~、さゆりさんが造ってくれたの♪」
さゆりさんと智絵・・・いったい何者なんだ?
「ウチは、ただの中学生。さゆりさんは、社会人ですけど???」
私の耳元で、智絵が言った。
『ひゃあ////』
そのせいで、変な声が出た。
「へぇ~。凛ちゃんは、耳が弱いんですねぇ-。初彼に教えてあげようかしら?」
『うッッ。ま、まだ・・・彼氏とかいないし!ね?!』
「いや・・・・。中3になったら、できる気がする。」
『なんだそれ?!?!』
私はまだ、智絵が言った事がまさか、現実になるとは思っていなかった。