究極のメソード
「確かに俺たちはまともじゃねえけど
おめえの世話はしっかり見てきたつもりだ。


ここにいる女たちは皆
お前の事を息子や弟と

思っている奴らばかりだ」


すっと近づき
ベッドに座るオーナー。



「心配なんだよ。


おめえが。

お前とあのかわいこちゃんが
心配でしょうがないんだよ。


あのかわいこちゃん……


お前の手に負える女じゃねえ
気がするんだ。


噂で聞いたんだけどよお


あの子最近勢力を伸ばしてる
ヤバい組織のリーダーとつるんでる
らしいじゃねえか…


あいつら薬はばらまくし
殺しも平気でやるって

街じゃ噂の的だぜ?


あの組織からお前は
あの子を取り戻そうとしてんだろ?



あんな奴らに目をつけられちまったら
命がいくつあっても足りないぜ…」
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