究極のメソード
珍しく弱気になっているオーナー。


そんな奴に俺はこう言ってやったんだ。



「惚れてんだからしょうがないだろ」



その言葉を聞いたオーナーが
にやりと笑い


俺の肩をぽんと叩く。


「わかったよ…しょうがないよな
惚れちまったら。


だがな…くれぐれも無茶するんじゃねえぞ!



それと、ひとつこれも忘れるな」



目力をこめて見つめるオーナー。



「俺たちがいることを忘れるな。


困ったことがあったら
俺ん所にこい。


いつでも店にいるからよ」
< 244 / 383 >

この作品をシェア

pagetop