究極のメソード
死神が指を鳴らすと
屈強な男たちが部屋に入ってくる。


男たちの手にはロープとナイフ。



震えあがる男の肩に手をかけ
死神は嘲るような笑い顔。



「私に騙されるようなバカなら


操りやすいだろうってね」



男は無慈悲にも
ロープで縛られ連れて行かれる。


自らの運命を悟った男は
泣き叫んで抵抗するが


それは全く無駄な行為だった。
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