究極のメソード
その本をそっと取り出した渡辺は
にやりと笑う。


その本のタイトルは



<メソードへの道>



「やっぱりそうだ…」



渡辺はつぶやく。



「やっぱりあいつは俺が思っている人物だ…」



渡辺は再び本を直し
部屋を出て行こうとする。


しかし何を思ったか
再び引き返し


机の上にあったメモをちぎり
何やら走り書きをした。

< 281 / 383 >

この作品をシェア

pagetop