究極のメソード
Kはナイフを振り上げた。

「そしてこの墓の主は誰だろう?
教えてやろうか?」

狂気の表情でナイフを振りおろそうとするK。

「墓の主はさとみ。


つまり暴走して止まらなくなった私を
殺して!

って意味だ!」

さとみはKの言葉を聞いて微笑んだ。


「ありがとう」


Kもさとみの笑顔に答えて微笑む。


「お前はさとみのことなんか何もわかっちゃいない。

さとみのことを世界一理解しているのは…
この俺なんだよ!」
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