ばかやろうな君



 キーンコーン
 カーンコーン

 「せきつけよぉ」

 先生がはいってくる。
 
 いつもの聞きなれた言葉

 それより私は
 グランドを気にしてた

 グランドでは
 流星のクラスが授業をしていた

 あ…流星。
 
 流星がこっちを向きそうになったとき

 私は…カーテンをしめた


 だめだ…
 流星の顔も見れなくなってる…。

 「おぃ優衣ぃ
 カーテンあけよーぜ」

 となりに座ってる
 正輝が言う

 「……おい優衣…お前
 …ないてんの?」

 「……ちがう。
 ぉ日様が…まぶしぃの…」

 あきらかに私の声は
 ふるえていた
 
 私の瞳は
 ぬれていた…


 

  
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