ばかやろうな君



 「おぃお前…
 保健室いくぞ」

 「…いい」

 「いくの!」

 正輝が私の腕を引っ張る

 そして私は
 保健室につえてかれた。

 ガラガラ

 「なんだよ
 誰もいねぇじゃんか」

 私はいすに座らされた

 「そこまでしてくれなくても…」

 「まぁ俺がさぼりたかったのも
 あるけど…」

 「な!」

 「お前が心配なのもある!」

 「…ばぁか」

 「つかお前目ちょっとはれてんじゃん」

 「べつにいいよ
 こんくらい…」

 「えぇっと」

 正輝は保健室を物色しはじめた

 え…いいの??汗

 「あ、あったあった」

 正輝は冷蔵庫から
 保冷剤をとりだして
 私にわたした

 「ほれ
 …あ、ハンカチまいたほうがいいか。
 俺ハンカチもってたわ」

 ポケットからだした
 ハンカチを
 保冷剤にまいて
 また私にさしだす

 「…あ、ありがと。」

 「あぁこれで10分さぼれる」

 「つかこのハンカチくさい…」

 「おぅ3日あらってないですから」

 「最低!!!」


 

 


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