ばかやろうな君
きゃぁぁぁぁぁぁあぁぁぁ!!!
おっさんが私の肩を
つかみました!
いやだいやだいやだぁぁあ
まだ死にたなぁぁあぁい!!!
私はふりほどこうとしたけど
おっさんは強かった…!
か、かみつこうかと思ったけど
おっさん腕毛がひどかったので
やめました!
「おじょぅちゃん、女子高生だよね?」
「はなしてよ!やだぁあぁ」
大声だしても
ここひとけないし…。
あ…もぅ死ぬんだ
こんなおっさんに
殺されてしまうのか…。
…正輝…
「おい、おっさん
なにしてんすか」
え?正輝??
私が顔をあげたら
そこには正輝がいた
「あ、一人であるいてたからね
送ってあげようかとおもって?」
「俺がいるんでいいっす」
「あ、そぅ…じゃあね」
おっさんはにげてった。
たすかった…。
「…ぶッ」
「な…なに!」
「あのおっさん絶対コートのした裸だったって」
「はぁ!?まじ!まじでいってる!?」
「みせられた?」
「セ、セーフセーフ」
最悪だ…。
そんなん見たら死ぬて。
つか死にたくなる…。
「つかお前また涙目じゃん」
「え…あ、あぁ」
「ほれ、これでふけ
今度はちゃんとあらってあるし
それにタオル生地!」
「なんでタオル生地」
「お前がないたら
ちゃんと涙ふけるように!」
正輝はそぅ言うと
ニコッて笑った
「…ばぁか」
「へ?」
私は正輝に抱きついた。
自分でもなんでこんなことできるか
わかんないや。
「ちょ、おまえ…どぅした?」
好き…。
私もぅ…正輝のこと好きだ。