ばかやろうな君
好き
運命の日
朝から髪まいて
メイクもちゃんとして
普段はネクタイだけど
リボンにした
「よし!かんぺき」
玄関の鏡の前で
最後の身だしなみチェック
そして靴をはいて
「いってきまぁす!」
なんか気分がよかった
ふられるってわかってたけど
気分がよかった。
「うわ、まだめっちゃ時間あるし…」
私が学校についた時間は
すごくはやかった。
「…それまで
なにしてよ…」
ガラガラ
わぁ…教室だれもいなぁい
……?
あれ、だれかいる?
…って正輝じゃん!
ん?なんかかいてる
「…お、おはよ」
「わぁああ!!」
「そ…そんなおどろかなくても」
「え?なんでこんなはやいの?」
「え…気分?かな」
「…つかお前…今日かわいい」
「…正輝…顔赤い。」
「お前もあけーよ…。」
…。
な、なんだこの空気は!?
「つか、なにかいてんの?手紙?」
「あ、いいのいいのこんなの」
「えぇみしてよ。きになる」
「やだ!だめ!」
かるくもみあいになり
ヒラリと手紙がおちる。
それを私はゲット!
「あぁあ!」
かいてあったのは…