ばかやろうな君



 「あ!つばちゃん
 キャラ弁ぢゃん!!
 ちょーかわいい!!」

 「あぁいいでしょぉ♪
 朝がんばったんだ」

 「まじ!!
 今度俺にもつくってぇ」

 つか…ん??
 なんかこの2人
 いいかんじか??

 いや…ないだろ
 つりあわないて…

 でも正輝みとめたくないけど
 イケメンだし…
 ありえる…??
 
 いやいやだめだめだめ
 翼を汚すなて!!
 
 私は正輝の腕を
 強引に引っ張って
 廊下につれてった

 
 「おぃ正輝
 もしかしてお前…」

 「え??つばちゃんの事??」

 「うん…」

 「あぁ黙ってたけど
 昔から…」

 「うそ!!
 付き合ってんの!!」

 「好きだったよ?」

 「なんだ…
 付き合ってないんか…」

 「なに、嫉妬してんの?俺に」

 「2回しね」

 
 なんだぁ
 付き合ってないんかぁ
 よかった…
 もし付き合ってたら
 翼が汚れる…


 「なにぃ??
 どぅしたの??」

 わ!翼!

 「なんでもない
 なんでもないよぉ」

 「あぁなんか
 優衣が俺に嫉妬しちゃってぇ」

 ゲシッ!!

 「ちょ…お…おま…
 すねけるなんて…」

 「100回しね」

 バタ…

 「正輝くんが…
 たおれた…」

 「ほっとけ翼
 さ、ご飯たべよ♪」

 
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