ばかやろうな君
心にあるなにか



 「優衣ぃ今からさぁ
 つばちゃんと優衣と俺
 の三人でカラオケ行こうぜ」


 放課後になり
 正輝が声をかけてきた

 
 「えぇ私
 流星と一緒に帰る約束してるし…」

 「ぢゃあ
 つばちゃんと2人でいこうかなぁ」

 「はぁ??
 絶対無理だね
 翼がOKする訳ないし」

 「…だよなぁ」

 
 落ち込む正輝…

 理由はわからないけど
 なんかなんとなく
 ムカッとした…。


 「ゆぅいぃ!」

 「あ、流星」

 「あ、流星ぢゃぁん
 今日見ちゃったぜぃ
 ラブラブだねぇもぅ!」

 「あ 先輩こんちわ!
 いやぁ見られてましたかぁ」

 「はいはい
 正輝!流星に絡まない!
 いこ!流星」

 「あ、ぢゃあ
 先輩おさきっす」

 「おぅ
 ばいばい!」

 
 流星と正輝はバスケ部だから
 正輝は流星の先輩ってことなんですよ
 はい。


 「流星さぁ
 正輝のことどう思う??」

 「え、なんで??
 あぁやさしくて面白い先輩ってかんじかなぁ」
 
 答えるなら
 きくなよ!

 「そっかぁ」

 「うん♪
 このまえプリンくれた」

 「プリン!
 あはは、くれそう」

 「半分くわれたけどね」

 「あははは
 だったらあげんなよ」

 「………」

 「ん?流星どぅしたの??」

 「ねぇ先輩の話やめよ」

 嫉妬ですか?
 かわいいですね笑

 「ごめんごめん」

 そういって私は
 流星にキスをする

 「これでゆるせ」

 ニコッて私が笑う
 そしたらいつものように
 流星が照れる

 いつもの事

 でも愛しい時間

 

 
 

  
  

 

 

 
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