Kinmokusei~ ありがとう ~
先輩たちは来た早々
ゲーム機を取り出し
会話を楽しむのでも
文化祭を見るのでもなく
ゲームをやりだした。
私はその光景に呆れたが
この光景は本当に高校時代と変わらなく
皆も全く変わらない。
制服から私服になっただけである。
私は笑った。
懐かしすぎって
変わらなすぎて
楽しいかった先輩たちと過ごした時間は
解明に思い出していた。
そのくらい
嬉しかった。
何もかもが嬉しかった。
先輩たちは就職したけど
一度も私を忘れた事はなかった。
だって
ゲームをやっているだけなのに
何故か私のそばで
しかも囲むようにやるんだ。
そう
それは高校時代よく寝ていた私を
温かい目で見守っていてくれるために
先輩たちが丸く円を作って遊んでた時と
同じだから・・・。