Kinmokusei~ ありがとう ~

先輩たちがゲームしている間に
私は一人で校内を
サッと歩いた。

校内は何も変わらない。

学生の時のままだ。

携帯が鳴ったので
電話をしながら歩いた。

電話の相手は先輩で

「今、会社終わって向かっているから
皆に伝えてほしい。」

と言う電話で

私は笑いながら廊下を歩いていた。

歩いていると
何人かの男子がいるが
私服で
どこかで見た事ある顔だった。

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