Kinmokusei~ ありがとう ~
片方は男性の先輩
もう片方は女性の先輩が
座っている。
何度も言うように
私は男性が苦手だから
男性の隣に座る事は
普段ならありえないのだけど
その時ばかりは
平気だった。
男性の隣に座るのは
正直、怖い…。
例え
それが先輩でも
会社ではダメなのに、
その時だけは
大丈夫だった。
座るまでは怖かったけど
座ると平気だった。
それは先輩たちが
自分たちの隣に
私が座るのは
当たり前と思っているのか
優しい目で私を見ていてくれる
から私は座れたのだろう。