Kinmokusei~ ありがとう ~
その先生は私の事はもちろん
先輩たちの事もしっかりと覚えていた。
私たちを見つけるとすぐに話を掛けてくれた。
先輩と先生が話している間に
私は靴を履き終えて笑っていた。
だって
あまりに先生と先輩たちのやり取りが
生徒と教師だった
学生の時とまったく変わらないから(笑)
先輩と先生は色々な事を講義していた。
講義が終ると先生は私に何かを言いたそうだったけど
私が
「先生、さっきあの人に会ったよ。
あんまり変わらない姿だったけど
ちょっとお腹出たみたいだね(笑)」
「そうなのよ。私もそれには参ったわ(笑)
メールありがとう。
楽しみにしているからまたしてね?」
「えぇ、喜んで(笑)
じゃあ元気でね。先生」
と言って私と先輩たちは歩き出した。
校門の前にいると思われる先輩に会いに・・・。