Kinmokusei~ ありがとう ~
先輩たちはそのまま
先生のところに行き会話をしたが
私はその男子に話を掛けた。
男子には
さっき一人で廊下を歩いているときにばったり会って
少しばかり会話していたから
これが本日二度目だ。
「先生、いたんだね。」
「そこに立っているのが先生だ。」
「そうだね。(笑)
見ればわかるよ。
しかし・・・人気だね(笑)」
「そうだよな(笑)」
「そうそう、他の人は?
あいつ来たの?」
「結局、会社で来れなかった。
俺、一人だった。」
「うわーーー
えっと・・・
お疲れ様です」
「何が?(笑)」
「さぁ?(笑)」
と言っては私も男子も先生を見た。
私と男子は実は
先生のクラスメートだった。
それも一年生の時だけ
それからバラバラなクラスになったけど
3年の選択教科で
先生の教科を選択していた男子と私は
また短い時間だけど
クラスメートだった。