Kinmokusei~ ありがとう ~
両親たちの言葉は
いつも私を殺す。
まるで
「この世に生まれないほうがよかったのに・・・。」
と言われているようで
私を殺すのだ。
もう
「お前など家族ではない。」
と言われるのは小5の時からだから
平気なはずなんだけど
今回はさすがに耐えられない・・・。
誕生日の前日の夜
あと何時間たったら誕生日になる夜に
残りのわずかな10代の夜に
初の20代の夜に
そう言われるのは・・・。
笑っていたかった。
10代の終りは笑っていたかった。
20代の始まりは笑っていたかった。
笑うことも
泣くことも出来ない夜になった。
もう
壊れたのだ。
私の心は壊れてしまったのだ。