☆悪魔なアイツ☆
カ―テンの隙間から
入る光が眩しい。
「流南っ!流南っ!!
る―な!!起〜きろっ!」
"誰?
誰が、あたしを
呼んでいるの…?"
「ん〜っ、だぁれぇ?」
目をこすりながら目を
開ける。
「お目覚めかな?
流南お嬢様?笑」
そこに居たのは…
あの圭人だった!?
「あわわわわ…
あんたは圭人ぢゃない!!」
そう言った途端に
圭人の表情が変わった。
「はぃ?
俺は圭人だっての!!」
「だ、だって…」
「本当はこの性格
なんだよ〜!?
どの口が言ってるの
かな〜?」
そう圭人が言った。
そして…
あたしの頬に触れる。
「見ぃつけた…」
そういうと…
チュッ
あたしの唇に圭人の唇
が触れた。
"え…?
何…何なの?"