☆悪魔なアイツ☆
†最低なアイツ†
タッタッタッ
あたしは只今走ってます。
だって…
ありえないんだもん。
キス…した…
「さいてぇだよ…
あん…な奴嫌いだよ…」
あたしは屋上に来た。
「…あれ…?
何でだろ?涙が…
止まらないよ‥」
涙が次々と溢れ出た。
「ね―ねえ!!
女の子大丈夫〜?」
"え?
だ、誰?"
あたしは辺りを見回す。
だけど…
誰もいない。
「ココだよ、こ―こ!!」
声がする方を見ると…
黒髪に金のメッシュが
入っていて顔立ちが
整っている。
「きれ―…」
「え?」
「あっ!
な、なんでもないです!!」
「あはは☆
てか大丈夫なの?
泣いてるけど…」
「あ…大丈夫で…
きゃっ!!」
あたしは名前も知らない
初めて会った人に
抱きしめられています。
「何があったか
わからねえけど大丈夫だ!」
「あ…はい!!
あ、あの…大丈夫です…」
そう言うと…
「あぁ、わりい!」
そう言って離した。
「もう泣くなよ!」
「はいっ!」
あたしは笑顔で答えた。
「可愛いぢやねえかよ!
お前は笑ってろ!!
んぢゃ―な☆」
そう言い捨て
姿を消した。