双子フタゴ愛アイ


リビングのソファーでタカラはまだ笑ってる



タカラの学校も今日は早々に切り上げたようで帰って来ると、メグミの靴はあるし、ブレーカーは落ちてるし、で階段を駆け上ってきたみたい




「ナナつえ~」


ゲラゲラ笑うタカラに



「あれはママの悪影響だよ」


本気で悩んでるっぽいメグミ



「・・・・・」


何も言えない




「バーカ!お前がしょうもねぇコトすっからだろ」


ざまぁみろとばかりにタカラが言う



「はぁ?宝だってナナちゃんにキスしてたくせに!」



メグミが冷たい目で返すと



「・・・・!?」



顔を引きつらせるタカラ






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