双子フタゴ愛アイ



切なく訴えるような瞳が私を見つめる




「ごめん・・・比呂也君・・ごめんなさい・・っ」



その顔を見ると途端に申し訳ないと思ってた気持ちが胸を締めた




だって元々悪いのは私



比呂也君は本当に私に優しくて大切にしてくれた





「謝れとは言ってない・・ただ、俺は」




「本当に・・・必要なのは 要だけで・・・」



私の頬を撫でる手




「1番も2番もないんだ・・・」



私はあまり比呂也君のコト知らなかったのかもしれない



「要の存在だけが俺の心を独占してた・・」




そんな風に思ってたなんて・・・




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